この記事では、mockitoの基本的な使い方をまとめています。
Mockitoとは
JavaでJUnitを用いてテストケースで簡単にモックオブジェクトを作成し、差し替えることができるオープンソースライブラリです。
どんなことができるの?
ほんの一例ですが、
- DIで呼び出す下位クラスをスタブ化
- 試験対象メソッドの呼び出し回数や、渡された引数を確認
- モックの呼び出し順序の確認
- 呼び出されないメソッドの確認
など、試験をする上で必要なコードを直感的に記述することができます。
また、PowerMockと組み合わせることにより、
- privateメソッドやstaticメソッドのモック化
- privateメソッドの試験
などができるようになります。
以下、簡単なサンプルを紹介。
試験対象クラス
試験クラス
注意点
- 21行目、モック化するクラスにmockを付与する
- 26-27行目、試験対象クラスに@InjectMocksを付与する
- 32行目、MockitoAnnotations#initMocksを有効にする
- 44行目、whenでモック化するメソッドを指定し、thenReturnで返却する値を指定する
非常に簡潔かつ直感的ですね。
次回は、Mockitoで確認できることを紹介していきます。